遺品整理のしかた
遺品整理ってご存知ですか・・・
- 身内や親しい方が亡くなった後、故人が暮らしていた住居を片付ける作業がありますが、この遺品の整理の仕方にはいくつかの注意点があります。
- 遺族には、役所や保険会社・銀行への届け出、水道やガス・電気を止める手続きなど期限内にしなければいけないことがたくさんあります。
- 故人が暮らしていた場所が売却や明け渡しなどになる前に遺されたものを片付け、部屋を空にする必要があります。
- 知っているのと知らないとでは時間も手間も大きく変わりますので今回は遺品整理の方法や注意点などについてご紹介していきます。
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遺品の種類
遺 品(形あるもの)
- 故人が生存中に所有していたもので、死後遺されたものをさします。遺品は日常生活に使っていた家財道具などのなかから、遺族にとって思い出が深いものを選んで、形見として残す品物と、遺品整理として片づける必要のある、雑多なものに分けて、整理していく必要があります。
デジタル遺品(パソコン・携帯・SNSなど)
- 故人がデジタル機器やインターネット上に残した様々な情報のこと。具体的には、パソコン・スマートフォンやネット上のクラウドストレージなどに保存されたままとなっている写真・動画・文章などのデータ、インターネットバンキングの口座や株券、SNSやブログの記録などがある。特に、資産価値のあるデジタル遺品は、遺族がその存在を知らない、パスワードなどの情報を知らないといったことで手つかずの状態になることもあり、また遺産相続において問題となる事例も出ている
- 近年、デジタル遺品をめぐるトラブルも急増しています。大切な遺族がつらい思いをしないためにも、生前整理によりデジタル遺品を自分で整理しておく人も増えているのです。
遺品整理のしかた(形あるもの)
遺品整理のお悩みありませんか??
遺品整理には手順があります。
- 1.作業スケジュール・・
- 2.遺品の分別・・
- 3.分類したものの処分の方法・・
- 4.資産価値のあるものの処分しかた・・
- 5.分類のしかたはどうする・・
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- 当店では皆様のお悩みを一緒に解決します。お気軽にご相談下さい。
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上手な整理のしかたを学ぶ
- 遺品とひと口に言っても、実にさまざまな種類のものがあります。このたくさんの遺品の整理の仕方のコツは、はじめに物を分類する事から始めましょう。まず大型家具、電化製品、衣類や着物、食器、布団や毛布などの寝具、というように用途や種類による分類を書き出してみましょう。
遺品の分類
大型家具、電化製品
- ダイニングテーブルや椅子、チェストやソファーなどの大型家具や、テレビ、電話機、オーブンや炊飯器などの電化製品などの遺品の整理の仕方のコツは、目録を作ること。簡単な表を作って名前、メーカー、年式などを記入取扱説明書や保証書があれば一緒にしておきます。
衣類・着物
- 衣類などの遺品の整理の仕方は、下着やネームの入ったスーツなど他の人では着用できず処分するしかないもの、新品のものや再利用できそうなきれいなもの、帽子や手袋・スカーフ、ネクタイなどの小物というように、各段ボール箱に仕分けて入れていきます。
雑貨、食器、調理器具
- 日用雑貨や食器などの遺品の整理の仕方では、まず故人が使っていた茶碗や箸、気に入っていた飾り物など、特に思い入れがあるものはひとつの箱にまとめて別にしておきます。それ以外は、個数がそろっている食器や高価なカップアンドソーサーなど売却対象のもの、普段使いの食器や調理器具とに分けておきます。
食材や調味料、洗剤
- キッチンにある使いかけの調味料や冷蔵庫に残っていた食材などは、処分するしかないので普通ゴミとしてゴミ袋に直接入れていきます。それ以外の未開封で消費期限まで間がある食材や、買い置きの洗剤などは、持ち帰って使うのが手早い処理の方法です。
布団や毛布などの寝具
- 故人が毎日使っていた寝具などの遺品の整理の仕方は、廃棄処分にするのが一般的です。客用布団などは、身内など必要な方が持ち帰り、クリーニングして使うこともありますが、毛布や布団などの寝具は新品でない限り、リサイクルショップでも引き取らないので、ほとんどの場合、すべて廃棄になります。
書類や通帳、印鑑、貴金属
- 部屋に残ったものをまず分類していくという遺品の整理の仕方で作業をしている間、貴重品が出てきたら、まとめて保管しておきます。
- 特に、書類や封筒などは遺言など重要なことが中に書かれている場合もあるので、中身を一応確認しておきます。
- 通帳や印鑑、現金、貴金属など資産価値のある遺品の整理の仕方は、相続の問題もあるので、適した管理者を決めて後から話し合いなどで処理方法を決めます。
- このとき、必要であれば貴金属の種類や個数、通帳の預金残高などもスマホで写真を取って記録し共有しておくと、トラブルの防止になります。
人形、仏壇、表札など
- 故人が大切にしていた人形や、名前の入った表札や名刺、パスポートなどや、故人が使っていた食器や気に入っていた日用品などは、単に不用品として廃棄する遺品の整理の仕方では気が引けるものです。
- このような種類の遺品の整理の仕方として「お焚き上げ」という方法があります。
※これは、僧侶に読経供養してもらい、その後遺品を適切に廃棄してもらえるというもので、専門の業者に申し込んで行う方法です
分類したものの処理方法を決める
- 遺品の整理の仕方に沿って種類ごとの分類が済んだら、次にそれぞれの処理方法を決めます。
- 大型家具や電化製品には、色付きの付箋などを使って「持ち帰り・再利用するもの」「買い取り依頼」「廃棄処分」などと書いて貼り付け、分類の際に作った目録にも同様に記入していきます。
- 買取を依頼するには、おもにリサイクルショップなどを利用するのが、遺品の整理の仕方では多い方法です。
- 電化製品は年式によって買い取りにならないものがあり、大型家具でも古いタイプのサイドボードや、花嫁タンスなどは取ってもらえないことが多いので、事前に電話で確認してみるといいでしょう。
資産価値のあるものの処理について
- 貴重品など資産価値のある遺品の整理の仕方は、身内で遺品の整理の仕方を話し合いましょう。
- 分配できる程度のものなら問題ないのですが、資産価値が高額になる場合は、遺言があるならば、それに従ってその遺品の整理の仕方や分配を決めることになるでしょう。
- 故人が多くの資産を持っていたことが明らかなときは、そもそも遺品の整理の仕方を考える前の段階で、弁護士などに依頼して指示を仰ぐ必要もあるかもしれません。
遺品の最終的な処理方法と必要な手配
- 物を始めに分類しておくという遺品の整理の仕方を行って、ここまでで「再利用可能なもの」「廃棄するもの」などに分けることが出来ました。
- 再利用できるきれいなものの処理は、買い取り依頼、または寄付という方法、廃棄処分のものは、不用品として回収してもらう場合と、遺品専門の業者に整理から処分までお願いする場合があります。
廃棄処分の場合
- 遺品の整理の仕方を経て、再利用や売却にもならず、最終的に廃棄処分する場合は、回収業者に依頼することになります。
- 回収業者には、一般家庭で不用になったものを引き取る業務を行っている不用品回収業者と、遺品の整理のプロである遺品整理回収業者があります。
遺品整理・片づけサービスの料金(相場)
(価格は税抜き)
間取り | 人員 | 時間 | 物量 | 作業+廃棄処分 |
---|---|---|---|---|
1K | 2名 | 4時間 | 2㎡ | 35,000円~130,000円 |
1DK | 2名 | 6時間 | 6㎡ | 35,000円~150,000円 |
1LDK | 3名 | 6時間 | 6㎡ | 60,000円~250,000円 |
2DK | 3名 | 8時間 | 12㎡ | 90,000円~280,000円 |
2LDK | 4名 | 8時間 | 14㎡ | 100,000円~450,000円 |
3DK | 5名 | 8時間 | 16㎡ | 150,000円~500,000円 |
3LDK | 6名 | 8時間 | 18㎡ | 150,000円~700,000円 |
- 遺品整理の料金相場は、このように料金の幅が存在しています。
- この理由は、処分する遺品の量や遺品の搬出経路、部屋・家の階数、エレベーターの有無、トラック車両を駐車できる場所の有無などによって、料金が変動するからです。
- 上記は参考価格です。リサイクル業者が貴金属など買取場合もあります。又、上層階などは追加の料金がかかる場合があります。
- 上記の項目以外にも、「ゴミ屋敷のように普通では考えられない大量の遺品がある」「孤独死や自殺などの事故現場で特殊清掃が必要になる」などの特別な理由があると、上記の遺品整理の料金相場を大きく超えることになります。
遺品整理の料金を抑えるには
遺品整理の前に自分たちで少し片付けておくことです。
- 遺品整理の料金相場は基本的に部屋・家の大きさに比例して高くなります
- 同じ部屋の案件であれば、遺品整理をする物量が少なければ少ないほど、料金は安くなります。
- 遺品整理業者に依頼する前に、まずできるところまでは自分たちで片付けておくと、その分遺品整理の料金を抑えて依頼することが可能になります。
遺品の分類に必要な物
- 1.多めの段ボール箱
- 2.ゴミ袋(市町村指定)
- 3.ガムテープ、マジック、ハサミ、カッター
- 4.軍手、ゴム手袋
- 5.分類のしかたはどうする・・
- 自分たちで少し片付けておくという場合、必要なものは先に用意しておきましょう。
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